■ 声優バイアスからみるアニメへの没入とその弊害について

近頃自分は「好きな声優は？」と尋ねられたなら
竹達彩奈、加藤英美里、三森すずこ（順不同）
と答えている。

「声優を見た目で判断しない」という強い信念を昔から持つ自分だが、
この三人は見た目も含めて好きであると言わざるをえない。
特に竹達（以下、あやにゃん）は最近まで「顔は好きだけど声は好きじゃない」という、
声優を何だと思っているんだと言われても仕方ない評価を下していた。
しかし、P4Uでラビリスというあやにゃんボイスのキャラを持ちキャラとして使用していくうち、
その中途半端な関西弁の可愛さと、ある種意外といえる演技にノックアウトされたのだ。

加藤英美里、三森すずこは以前より好きな声優として主張していたので、特に説明もないけど、ね、いいよね。


この三人の声優が登場する奇跡のような今期アニメが一つ存在する。
それが「ゆるゆり」である。
キャラの可愛さに定評があり、既に二期も中盤に差し掛かって、人気作としての地位を築いている。
始まるまで散々「宇宙人みたいな眼のキャラデザがキモい」って叩いてた人はどこで何を思っているだろうか。

とまあそんなアニメゆるゆりだが、自分の好きな声優ランキング上位の後藤沙緒里も（一応）出演しており、見逃せない。
自分は出演声優で見るアニメを決めることはないが、ここまでたくさん出ていれば胸をはって見れるとは言えないだろうか。

そして今日、ゆるゆりに堀江由衣（ほっちゃん）が登場した。
これはもうあれだ、販促だ、いや反則だ！銅メダル剥奪級だよ！ホアー
何故なら、自分にとってほっちゃんは、あえて好きな声優にあげるまでもなく好きな声優なのだ。
その声だけで犬日々を見ることができたし、見てないアニメのＯＰＣＤだって買えた。
しかもゆるゆりのほっちゃんキャラは可愛い。とてもいいキャラだ。喋った瞬間にわかったからこれ。


ゆるゆりは面白いのか。
「キャラは可愛いよ」
可愛い＝面白くない、なんて甘えたこと抜かすなよ。
ほっちゃんキャラは可愛くてさらに面白い良キャラだと断言できる。


声優でアニメの面白さは決まらない。
キャラの可愛さは面白さの否定ではない。
偏見をなくせ。ノーバイアス。
俺はアニメを好きになれた。